存在の耐えられない軽さ
存在の耐えられない軽さ
posted with amazlet on 06.11.25
ここが凄い!
- 強烈な小説!
- でも恋愛小説らしい。
- 1960年代のチェコ、プラハを舞台にした一組の男女とその周囲の人々の物語。
- 読みにくさに戸惑う。
- 冒頭、抽象的な一般論から始まる。「軽さ」は本当に肯定的なことなのか?
- 小説内の視点がバラバラ。
- 時系列がバラバラ。
- 性描写がいっぱい。
- 語り手が結構前に出てくる。
- 重要な出来事があっさりと一行で描かれたり、瑣末なことが長々と描かれたりする。
映画化もされてますがそちらのほうは未見です。
これどうやって映画化したんだろ?
19世紀の文学がいまだに読まれ続けているように、20世紀後半の文学も100年後読まれ続けるのかな。