私のハードボイルド

内容
ここに「ハードボイルド」にこだわりつづける一人の男がいる。小鷹信光。自他共に認める、日本ハードボイルド界の第一人者である。そんな彼が、改めて自分にとっての「ハードボイルド」とは何かを問い直したのが本書である。ハードボイルドの語源から、日本における意味の変遷、翻訳出版をめぐる人間模様にいたるまで、膨大な資料とユニークなエピソードを交えて語る、集大成ともいうべきエッセイ評論。巻末に「ハードボイルド」という言葉の発生と推移を考察した「研究篇」、ハードボイルド派の作家とその代表作、関連書目などを網羅した「資料」を付記。




感想
これはある程度ハードボイルド小説に詳しい人が資料的に読むべき本だと思います。
ガイドブック的に使うのは無理ですね。他に適した本を探しましょう。

私のハードボイルド―固茹で玉子の戦後史
小鷹 信光
早川書房 (2006/11)
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